冬の琵琶湖でガサガサ スナヤツメが!?
琵琶湖の川 冬のガサガサ!
今回は夜の琵琶湖ワカサギ採集の昼間の採集結果です
魚仲間と共に電車の始発に乗って滋賀県まで。
朝から重装備で駅でたたずむ二人の変人
滋賀県に到着!川の最寄りの駅から歩きます(交通費をちょっとでも安くしたい)
川につく頃には太陽が上がってきました
それではガサガサ開始!
一発目石をひっくり返して採れたのはこれ
ウキゴリだ! それもかなり美しい個体
琵琶湖の河川ではかなりメジャーな魚ですね
ヒレの繊細な模様に黄色いお腹、薄っすら見える体側のシマシマ、何とも綺麗だ。
琵琶湖と言えばイサザ(琵琶湖固有種)が有名で姿が似ているのでもしやと思いましたが、ウキゴリには背鰭に白い斑点があるのが特徴です
早速良いものが見れて気分も上々!
他にも魚採れましたが長くなりそうなので割愛。
次は琵琶湖の反対まで移動するので夕方に到着。夜ののワカサギ採集を楽しみました
民宿に泊まって次の日朝から出てガサガサ
これはなんかいるだろ。ガサの勘がそう叫ぶ
水草の根元を網でバチャバチャ
まずはアブラハヤ。
そこからのアブラボテ、
そして・・・!!
はい!キターーーーーー!!!!!
ヤツメウナギ!!
そう。これこそ琵琶湖に来て見たかったのだ。
スナヤツメは絶滅危惧Ⅱ類の貴重な魚だ。
魚とは言っても魚らしいヒレもないしアゴも無く幼少期は目すらないと、随分とへんてこな生き物である。分類上では無顎類(むがくるい)と呼ばれ、魚が誕生した初期の特徴を残している。なんなら無顎類を魚類に含むかどうか怪しむ声さえある。
ともかく、へんてこな魚なんです!
そしてさらにもう一匹!
さっきより大きいぞ
他にもとれた魚紹介します
ニシシマドジョウ 普段見てるオオシマドジョウとは背中の模様が違う気がする
ヌマチチブ 琵琶湖では外来種らしい
ウキゴリ かなりサイズがあり立派だった。への字口が面白い
ウツセミカジカ カジカ類を見分けるとき胸鰭の軟条数で見分けることができるがこの写真では完全には数え切れなかったので生息地的にウツセミカジカと判断しました。
卵を持ったメスでお腹が膨れている。以前卵を守る巨大なオスを捕獲したことがあり大量の卵を抱えたいた。どう考えたもメス一匹が産んだ量ではなかったので、人気のあるオスには複数のメスが卵を託すのではないかと思っています。
今回は採れませんでしたがワタカやツチフキも採ってみたいです
今後リベンジします